1970年代前半、日本では数少ない本格的な女性ソウル・シンガーとして注目を集めたサミー。そのソウルフルで独特の味わいがある歌声は、稲垣次郎や石川晶など、ジャズ・ロックの名手たちを魅了した。サミーはレコーディングにライヴにと活躍し将来を嘱望されるが、1970年代の半ばに忽然とシーンから姿を消し伝説の存在となる。
universounds レーベルの第１弾は、サミーがソウル・メディアと共演した 『女・ロビンソン・クルーソー／ロック・ステディ』（1972年）収録の 「Rock Steady」 と、フリーダム・ユニティと共演した 『朝日のあたる家』（1971年）収録の 「Summertime」 をカップリング。最凶のヴァージョンとも言われる 「Rock Steady」 と、ディープかつファンキーな 「Summertime」、ともに圧倒的迫力です。両曲とも初７インチ化。オリジナル・マスター・テープからのリマスターです。